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time to wander

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カタログ撮影を今週末に控えたOught FW2016Tシャツ

コンセプトは文字どおり”time to wander”。ただし直接的に一言で訳すよりは、旅に出るのか、歩き回るのか、彷徨うのか、ニュアンスに含みを持たせる意味でも限定的な解釈は少し避けた上で、否応無く訪れる変化に身を任せながら、感情的にならず、淡々と、黙々と歩き出すようなイメージで。

こういうコンセプトづけにはその時々の自分の心情や考えがそのまま影響していたりもしつつ、大袈裟な意味は持たせず、ポジティブとネガティブが混同した、わりと普遍的なありがちさを意識しつつ。

Individual online store
www.oughtclothes.org

Yamikumo Tee

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闇雲に作ったレンズと、闇雲に作ったアニメーション。そこからこのただ歩く下半身を胸元に入れたぐらいのシンプルなTシャツを作りたいなと結構前に思い立つも、それだけだとコンセプトがちょっと弱いなとしばらくアイディアを寝かせていたところ、ある日学校か温泉の下駄箱みたいなところで小さな扉を次から次へと開けては閉め何かを探し続けひたすら探し続け、何も見つからず最後にはそもそも探し物など無かったのでは?いったい何を探していたのかも分からない、という夢を見たことを思い出し、これだとばかりに「DO NOT SEEK」と入れてみました。

なんとなく物事に答えを求めがちになってしまったり、自分なりの答えが出たつもりでもその答え自体が自分の狭い経験や思考のみから来てしまったりと、きっとそんなんではダメなんだろうなと、答えを求めない、という答えに結果行き着いてしまった訳ですが…。
そんなことを考えながら同時に、明確なビジョンは持つべきなのか、なんて考えたり、でもやはりそこも現時点での狭い視野や低い経験値から見据えた小さなビジョンや既にお手本のように存在するビジョンなどを追いかけるよりも、まだ知らない闇の一歩先へ行く事で見えてくる景色的な、そんなのがある、闇雲万歳、というのが真のコンセプト。

“Yamikumo” Tee

4,800円(税抜)
アッシュ, スレート
XS, S, M, L, XL

http://store.indyvisual.org/?pid=93279674

Freight Car

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OUGHTにいつからかHOBOネタを落とし込むようになり気付けば直接的なHOBOも定番化しつつ描いてきましたが、HOBOの代名詞とも言える貨車や列車は僕の中でグラフィティとかのイメージも強いのでなんとなく避けていました、が、コンセプト的にやはり貨車に乗り込まねばと描いてみました。
木造なのか鉄製なのかその辺はちょっとふわっとさせつつクラシックな貨車をイメージして、試しに鉛筆でわりと細かめに描き込んでみたものの(貨車の作りを脳と手に覚えさせるためにもと思いつつ)、やはりこれぐらいラフなインク感の方がしっくりくるなと、さらりとしたドロ〜イング、という感じで。

OUGHT “Freight Car” L/S Tシャツ

クラシックな赤茶色の貨車をモチーフにしていますので、個人的な思い入れとしては白がオススメです。そして今回は久しぶりにKITEN recordsのTSUによるMix CDもノベルティとして作られています。それ以外にも同じタッチのドローイングを使った半袖Tシャツコインケースなども。

http://store.indyvisual.org/

Everything Cook & Curry

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辻堂にあるカレー屋さん「Minami Curry」のロゴデザインを店主のタイジくんから依頼されて作ったのがいつだったか、それにロゴを入れてTシャツを作ろうと話したのは去年の春頃だったか、、、ようやくこの夏、出来上がりました。

バックプリントの”Everything Cook & Curry”はタイジくんからのリクエスト、意味合い的にはパトワ語で「大丈夫、気にすんな」とのこと。そしてカレーと言えば、コブラ。コブラと言えば…。

Tシャツと言えば、10年以上前に遊びでTシャツをつくりたくてWRECKSというモノを始めて、ひょんなことからOught / Indyvisualの遠矢さんとつながり、それ以来ブランドっぽく見立てたり展開してみたり。もちろん何を出しても売れるというような状態だったら違っていたかもしれませんが、年々「物」としてのモノを作る気持ちやモチベーションも下がってきて、さらにはスタンスは違えど量販店や百貨店などで季節ごとに入れ替わり立ち替わり溢れ返る物の数々を見るだけでお腹もいっぱいになってしまい、最近はoughtとAREthもやってるし自分の描いた物やデザインした物を身近な所で見るにも着るにもちょっとあれば十分だなあとか思う昨今、でしたが、実際はクライアントワークで他にも色々Tシャツなどは作ったりし続けていたりも、しますが、今回これをやっててTシャツを作る単純な楽しさを思い出し、何かまた作りたいなあと久しぶりに余計な考えも無く自然と思えたのも個人的な収穫でした。やっぱり何事にも単純な楽しさを感じられるかどうかが一番の動機になりうるのかなと。

とは言え、facebookとかinstagramも一切やめてしまったので、身の回りに宣伝というレベルどころかこういうとき友達にすら伝達しにくい、なんて時代遅れな不便さも感じつつ。このブログが自分に残された唯一のインターネット上の手段。

インターネットと言えば、僕はここ最近「インターネットが地震より怖い」っていうのを口癖にしていたけれど、10年以上前に出てたという糸井重里さんの「インターネット的 (PHP文庫)」が最近話題と目にしたので、「ほぼ日」はあまり見ていなかったのですが、MOTHERの人はいったいインターネットをどう捉えていたのかなあと気になって買ってみました。まだ半分ぐらいしか読んでいないので分かりませんが、どちらかというとインターネットというのはあくまで切り口で、内容は社会学的な?印象というか、自分の親世代の先人でこういう大人がこういう業界にいるんだなあと知れただけでも何か安心できたというか、漠然とした色んな疑問や不安に対するヒントも鏤められてるように感じました。まだ、半分しか読んでいませんが。

全然違う話になってしまいましたが、EVERYTHING COOK & CURRY.

Minami Curry / ミナミカレー
神奈川県藤沢市辻堂5丁目20−16
0466-77-6731

Still Wandering

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前回OUGHTの2014年秋冬用に考えたコンセプトとカタログのビジュアルではだいぶインナーに持って行った分、今回の2015年春夏はその”夢想”感から脱却すべく無関連に柑橘類を描こうとしてみたり季節感だけを意識して非コンセプチュアルなアプローチを目指していたものの、着地点が見えてこないまま締め切りにも迫られながら同時に様々な事に思惑しているうちに、最終的には前回のコンセプトに用いた「Mind Wandering」という言葉にも引っ掛けつつ、そのグルグルとした出口の見当たらない思考現象から文字通りに「Still Wandering」というテーマに落ち着きました。

グラフィックを直接的に説明すれば、ハットをかぶった、無作為に描かれた線で形作られた人の頭部。そこにはやはり思考的な意味合いも含まれ続けますが、文字通り「未だ放浪中」的な、先の見えない人生の旅を右へ左へ前へ後ろへグルグルグルグルと続けていく、現代におけるHOBO的な生き方を落とし込みつつ。
そのグルグルとした線は、誰しもが残してきた人生や思考の足跡であると同時に、善し悪しや正否の概念とは無関係かつ無条件に積み重ねられた経験であり記録である、という普遍的な意味合いも込めたデザインです。

というわけでIndyvisualでまたもカタログに先駆けて販売中です。