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Everyday is a Holiday

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先日入荷してきたAREthの2015年秋冬カラー。

今回は全体的にだいぶ色目を抑えて渋めに揃えた分、確かカタログは少し色味が欲しいとの要望で、平間さんにデジタルでパリッとめに撮って戴いたのも結構前の寒かった頃の話ですが。Indyvisualでも入荷中でやはり黒などは売れ行きが早そうです。

ちなみに今回インソールのプリント用に作ったデザインのコンセプトは「毎日が休日」。人の形と木と日の象形文字をモチーフに「毎日が休日のようで裏を返せば毎日が仕事でもある」という意味合い。

去年に引き続き和名カラーのmodel I laceのYomogiが今年もオススメです。

AREth – INDYVISUAL online store

Yamikumo Tee

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闇雲に作ったレンズと、闇雲に作ったアニメーション。そこからこのただ歩く下半身を胸元に入れたぐらいのシンプルなTシャツを作りたいなと結構前に思い立つも、それだけだとコンセプトがちょっと弱いなとしばらくアイディアを寝かせていたところ、ある日学校か温泉の下駄箱みたいなところで小さな扉を次から次へと開けては閉め何かを探し続けひたすら探し続け、何も見つからず最後にはそもそも探し物など無かったのでは?いったい何を探していたのかも分からない、という夢を見たことを思い出し、これだとばかりに「DO NOT SEEK」と入れてみました。

なんとなく物事に答えを求めがちになってしまったり、自分なりの答えが出たつもりでもその答え自体が自分の狭い経験や思考のみから来てしまったりと、きっとそんなんではダメなんだろうなと、答えを求めない、という答えに結果行き着いてしまった訳ですが…。
そんなことを考えながら同時に、明確なビジョンは持つべきなのか、なんて考えたり、でもやはりそこも現時点での狭い視野や低い経験値から見据えた小さなビジョンや既にお手本のように存在するビジョンなどを追いかけるよりも、まだ知らない闇の一歩先へ行く事で見えてくる景色的な、そんなのがある、闇雲万歳、というのが真のコンセプト。

“Yamikumo” Tee

4,800円(税抜)
アッシュ, スレート
XS, S, M, L, XL

http://store.indyvisual.org/?pid=93279674

Freight Car

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OUGHTにいつからかHOBOネタを落とし込むようになり気付けば直接的なHOBOも定番化しつつ描いてきましたが、HOBOの代名詞とも言える貨車や列車は僕の中でグラフィティとかのイメージも強いのでなんとなく避けていました、が、コンセプト的にやはり貨車に乗り込まねばと描いてみました。
木造なのか鉄製なのかその辺はちょっとふわっとさせつつクラシックな貨車をイメージして、試しに鉛筆でわりと細かめに描き込んでみたものの(貨車の作りを脳と手に覚えさせるためにもと思いつつ)、やはりこれぐらいラフなインク感の方がしっくりくるなと、さらりとしたドロ〜イング、という感じで。

OUGHT “Freight Car” L/S Tシャツ

クラシックな赤茶色の貨車をモチーフにしていますので、個人的な思い入れとしては白がオススメです。そして今回は久しぶりにKITEN recordsのTSUによるMix CDもノベルティとして作られています。それ以外にも同じタッチのドローイングを使った半袖Tシャツコインケースなども。

http://store.indyvisual.org/

OUGHT F/W 2015

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Model : Remi (BE NATURAL)
Photography : Hirama Takashi
Art Direction / Design : Nao Harada
Location : debolbe Studio & Warehouse (debolbe.com)

OUGHTの2015年秋冬カタログ。

長袖Tシャツで使われているHOBOの代名詞とも言える貨車のドローイングを描いた事もあって、今回コンセプト的にイメージしたのは、(そんなシーンが実際にあるのか分からないけれど)林の中でゆっくり進んでいる貨車に乗り込む人、的な。いわゆる freight-hopping。

ということで暗めを目指しつつも被写体に木洩れ日が当たってるような何か影で遊びのあるモノが作れたら良いなと、そこでなんとなく使えそうかなと思いついたのはカモフラージュネット。上手くいかなかったら普通に撮ろうということであとは平間さんの照明テクニックを頼りにやってみました。結果、控えめながらもコントラストのある影がテクスチャー感を作りだして独特の質感がじんわりと浮かび上がったような和らいだ仕上がりになったのかなと。

フィルムを使用した撮影は、個人的にはなんというかデジタルへの抗い、みたいなものも以前は多少なりあったのですが、実際の工程自体はデジタル作業だらけでもあるし、アナログな手法に固執しているというよりも最近ではそのフィルムの質感以上に好きなのが現場での空気感。デジタルでテスト撮影が出来て保険で撮っておく事も簡単にできてる上で、イメージを決めてからのカメラマンである平間さんにあとは全任せで現像にドキドキしているのが楽しいというか、イメージを超えてあがってくる写真を使えるのも楽しみだったり。フィルムが当たり前の頃には自分はこういう仕事は出来ていなかったのもあり、ちょっとしたプレイともいえそうですが。

何年か前からoughtのカタログづくりに参加するようになってから今まではあくまでヘルパー的な立ち位置でいようというところでしたが、グラフィックデザイン含め自由気ままにやらせてもらいながら自分の表現の中でも核たる部分に今は感じているところで、あえて表記しないのもあれかなと今回から自分の名前も入れたというのが個人的な小さな変化。

http://www.oughtclothes.org/

Umiushi

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僕が思う地球上の最も美しく神秘的な生物「ウミウシ」。

Nudibranchs—Photo Gallery—National Geographic Magazine

そのアブストラクトな神がかったデザインとカラーリングは息を呑むばかり。。。
と言っても自分の目で実際に海中で見たことがあるのはアオウミウシだけですが…、とりあえずWikiを読んでもよく分からないというか分類の難しそうな多様性に富んだご様子、そんな謎に包まれた軟体動物への単純な愛着のみから生まれたウミウシモチーフのクージーです。

「drink mo watah.」

WRECKS “Umiushi” Koozie – INDYVISUAL online store