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time to wander

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カタログ撮影を今週末に控えたOught FW2016Tシャツ

コンセプトは文字どおり”time to wander”。ただし直接的に一言で訳すよりは、旅に出るのか、歩き回るのか、彷徨うのか、ニュアンスに含みを持たせる意味でも限定的な解釈は少し避けた上で、否応無く訪れる変化に身を任せながら、感情的にならず、淡々と、黙々と歩き出すようなイメージで。

こういうコンセプトづけにはその時々の自分の心情や考えがそのまま影響していたりもしつつ、大袈裟な意味は持たせず、ポジティブとネガティブが混同した、わりと普遍的なありがちさを意識しつつ。

Individual online store
www.oughtclothes.org

AREth Product Inspection

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去る8月、2回目となるAREthの検品ベトナムトリップへの同行にあたって、長年海外に行くときはLOMO LCAでスナップ写真を撮ってきたけれどきっと今回は去年ほどの感動は個人的に得られないだろうなと思い、3回目のベトナムというのもあまり画変わりも期待出来ないと思ったので、今回はスナップ写真的に映像を撮ってみようと目的も無くカメラを回してみました。

結果、スナップ感覚で映像を撮るのは結構無謀、という答えを導きだしました。。。

写真だと何でもなくて良かったモノも映像だと何でも無さ過ぎる、偶然のフォーカスの甘さや手ぶれが写真だと味にもなりうるけれど映像だと使えないだけ、とか、もちろん最初から分かってることではあるものの、映像を撮りに行ってる訳ではないから撮りたい映像を撮ってきてる訳でもないし、検品しにいってるからカメラを持っていられないし、無闇に撮れてしまった1週間分の映像素材とかもはや編集しないわけにもいかない、とか。編集したらしたで特にこれといった話もなかったり、開発中の公開出来ない商品が含まれてたり、どうせならタイトルはアニメーションさせたいとか思って時間を費やしたり。そして公開するわけでもなく。

という感じで、説明的過ぎず断片的ながらストーリーが見え隠れするような、そんな写真の魅力というか、やっぱり単純ながら写真て良いなという、1周ぐるっと廻って帰ってきた、そんな感覚です。

Yamikumo Tee

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闇雲に作ったレンズと、闇雲に作ったアニメーション。そこからこのただ歩く下半身を胸元に入れたぐらいのシンプルなTシャツを作りたいなと結構前に思い立つも、それだけだとコンセプトがちょっと弱いなとしばらくアイディアを寝かせていたところ、ある日学校か温泉の下駄箱みたいなところで小さな扉を次から次へと開けては閉め何かを探し続けひたすら探し続け、何も見つからず最後にはそもそも探し物など無かったのでは?いったい何を探していたのかも分からない、という夢を見たことを思い出し、これだとばかりに「DO NOT SEEK」と入れてみました。

なんとなく物事に答えを求めがちになってしまったり、自分なりの答えが出たつもりでもその答え自体が自分の狭い経験や思考のみから来てしまったりと、きっとそんなんではダメなんだろうなと、答えを求めない、という答えに結果行き着いてしまった訳ですが…。
そんなことを考えながら同時に、明確なビジョンは持つべきなのか、なんて考えたり、でもやはりそこも現時点での狭い視野や低い経験値から見据えた小さなビジョンや既にお手本のように存在するビジョンなどを追いかけるよりも、まだ知らない闇の一歩先へ行く事で見えてくる景色的な、そんなのがある、闇雲万歳、というのが真のコンセプト。

“Yamikumo” Tee

4,800円(税抜)
アッシュ, スレート
XS, S, M, L, XL

http://store.indyvisual.org/?pid=93279674

DIY Spicy Macro Lens

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前回の自作レンズであまりにも「ちゃんと撮れない」結果となったことをふまえ、今回まず気をつけたのは焦点距離、そして作りたかったのはマクロレンズ。

とりあえず前回の反省点は、中古カメラ屋で買ってきた500円ぐらいのジャンク品をベースにしたものの、やはり製品は製品なのでしっかりと組み立てられていて分解できずそのまま使ってしまったのでレンズの調整が出来なかったのと、さらにそこにむやみにレンズを重ね過ぎた、っぽい。ということで、まずはシンプルに100円ショップで適当に手に入れたチープなプラスチックレンズを1枚、センサーからなるべく距離を置いたところに配置してみたところ、意外と簡単に映り、すでに味のある仕上がりに。そのままでも十分使えそうだったけれど今回目指したのはマクロレンズということで、試しにもう1枚プラスチックレンズをちょっと距離を取って置いたところあっさりとそれっぽいズームが得られたので、完成ということで。もちろん絞りは解放、調整出来るのはシャッター速度とISOのみという乱暴な仕様に。

描写は写真の通り、甘いというか、狭いというか、なんというか、白に近いところが面白く、なんだかとても好きな感じに。映像だとフォーカスが合う瞬間とかのまた違った味があり、遊べそうな一本。